模型(Nゲージ)の加工をしています
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EF65-1000(PF)の製造時期による形態区分

みなさんこんにちは。

本日は模型を製作する視点で、実車観察を行ってみたいと思います。
今回は、EF65-1000(PF)です。


※以下は製造時における形態です。

●初期型(1001-1039)
全車菱形のPS17型パンタを装備し、ナンバーは切抜文字となっています。
また扇風機が設置されていないため、屋根上の扇風機カバーは当然未装備で前面に通気口を装備しています。

○一次車(1001-1017)
1969年10月から11月にかけて製造された区分で、この区分の車両のみ前面窓ひさし・前照灯ひさしを装備していない。(前面窓ひさしは後に追加で取り付け)
前面ステップは手すりまでかかる長いものを装備。
この区分で現存している車両は、1001の一両のみ。(研修用)
一次車
○二次車(1018-1022)
1970年1月から4月にかけて製造された区分で、この区分より前面窓ひさし・前照灯ひさしを製造時より装備しています。
前面ステップは一次車同様、手すりまでかかる長いものを装備。
この区分の車両は全車廃車解体済みで、現存しません。

○三次車(1023-1039)
1970年4月から9月にかけて製造された区分で、この区分より前面ステップが短いものに変更。
この区分で現存している車両は、2036、2037の二両のみ。
三次車
●中期型(1040-1055)
初期型同様に全車菱形のPS17型パンタを装備し、ナンバーは切抜文字となっています。
また中期型以降は扇風機が設置されたため屋根上の扇風機カバーが装備され、前面の通気口は廃止となっています。また扇風機カバーを設置したために避雷器が前よりへ移動しています。
さらにテールライトが内バメから外バメに変更したほか、KE59ジャンパ栓が廃止されています。

○四次車(1040-1049)
1972年1月から3月にかけて製造された区分で、KE59ジャンパ栓が設置されていた部分のスカートには穴が開いています。
この区分で現存している車両は、2040の一両のみ。
四次車
○五次車(1050-1055)
1972年9月に製造された区分で、KE59ジャンパ栓の開口部が塞がれているタイプのスカートに変更。
この区分で現存している車両は、2050の一両のみ。
五次車
●後期型(1056-1139)
ナンバープレートがブロック式に変更されたほか、パンタを下枠交差式のPS22Bに変更、乗務員扉後方のハシゴ掛けの設置、ランボードが高いものに変更などの多くの変更点が見られます。
なおスカートは、五次車同様のものになっています。
また六~八次車において車体の違いはありません。
六次車
○六次車(1056-1091)
1976年12月から1977年12月にかけて製造された区分です。
1056、1059、1062、1064、1071、1072、1073、1077、1078、1079、1082が廃車されたほかは、現在も現存しています。

○七次車(1092-1118)
1978年4月から9月にかけて製造された区分です。
1098、1099、1100、1108、1109、1110、1111、1112、1113、1114、1116が廃車されたほかは、現在も現存しています。

○八次車(1119-1139)
1979年4月から8月にかけて製造された区分です。
1122、1123、1125、1129、1136、1137が廃車されたほかは、現在も現存しています。

●ランボードについて
あまり気づかれていない点ですが、初期・中期型と後期型ではランボードの高さが違います。
下の画像でその違いが分かるでしょうか。初期・中期型のランボードは低く、後期型ではそれよりも高くなっていることが分かります。
ランボード

●模型(Nゲージ)のプロトタイプについて
○KATO
・3019-3 EF65 1000番台 後期形 :後期形
・3019-5 EF65 1000番台 前期形 :二次車
・3019-6 EF65 1000番台 前期形JR貨物色 :二次車
・3019-7 EF65 1019 レインボー :二次車
・3019-8 EF65 1000番台 前期形 JR貨物2次更新車色 :三次車
・3019-9 EF65 1118レインボー :後期型(七次車)
・3061-1 EF65 1000 後期形 :後期型(七次車)

○TOMIX
・2111 国鉄EF65-1000形電気機関車(東京機関区・PS22B搭載車) :後期型(七次車)
・2113 JR EF65-1000形電気機関車(1118号機・レインボー塗装) :後期型(七次車)
・2169 JR EF65-1000形電気機関車(下関運転所) :後期型
・2171 JR EF65-1000形電気機関車(JR貨物更新車) :後期型
・9122 国鉄EF65-1000形電気機関車(前期型) :三次車
・9123 JR EF65-1000形電気機関車(前期型・JR貨物更新車) :三次車
・9137 JR EF65-1000形電気機関車(1019号機・レインボー塗装) :二次車
・9139 JR EF65-1000形電気機関車(下関運転所・黒台車) :後期型
・9152 JR EF65-1000形電気機関車(田端運転所) :後期型
・9153 JR EF65-2000形電気機関車(JR貨物更新車):後期型
・9197 JR EF65-1000形電気機関車(1059号機・JR貨物試験色) :後期型(六次車)
・92947 JR24系 「さよなら出雲」セット(1106号機) :後期型(七次車)
・92957 JR 24系「さよなら銀河」セット(1112号機) :後期型(七次車)
・92964 JR EF65-1000形電気機関車(1127号機・JR貨物色) :後期型(八次車)
・98937 JR EF65-1000形電気機関車(1033号機・JR貨物仕様) :二次車
・98937 JR EF65-1000形電気機関車(1065号機・JR貨物仕様) :後期型(六次車)

KATOとTOMIXのどちらも一次車と中期型を製品化していないことが分かりますね。
というか、TOMIXの製品数多すぎですね。

本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
  1. 2014/11/30(日) 12:00:00|
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